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表示パターンのデザインルール

 ここではお客様で表示パターンのデザインをされる場合のご参考として、その標準的なルールをあげさせていただいています。

 下記の標準ルールは、蛍光表示管が標準的な工法で製造される場合を前提としていますが、 表示パターンの内容や大きさなどによっては、下記の標準ルールより数値を小さくすることが可能な場合や、 場合によっては大きくなる場合があります。 したがって、お客様で表示パターンの概略が決定しましたら、詳細なパターンデータの作成される前に、 各部の数値等についてご確認をいただきたくお願いいたします。

パターン形成上のデザインルール

 物理的に蛍光体を形成する上で、次のようなパターンデザイン上のルールがあります。

 

(1)セグメント幅の最小値 : 0.2mm MIN.

 

(2)セグメント間の最小値

 

a. ひとつの電極上に同じカラーのパターンを配置する場合

fig7a.gif

b. ひとつの電極上に異なるカラーのパターンを配置する場合

fig7b.gif

c. 異なる電極上に同じカラーのパターンを配置する場合

fig7c.gif

d. 異なる電極上に異なるカラーのパターンを配置する場合

fig7d.gif

表示品位に関連するデザインルール

 大きな面積のセグメントを一様に点灯させたり、隣接するセグメントを点滅させるような場合、 表示品位に影響があることがあります。 たとえば隣接するセグメントを点滅させるような場合、次のような点に留意しておく必要があります。 また、下記条件を越えるものについては別途ご相談ください。

(1) 異なった電極がライン状に隣接する場合

fig8a.gif

(2) ライン状のセグメントが他の異なる電極のセグメントと隣接する場合

fig8b.gif

グリッド分割とパターンの関係

 マルチプレックス駆動の場合表示パターンの内容によって次のようなグリッド分割の種類があり、それぞれ表示パターンの分割ルールがあります。表示パターンの内容や大きさなどによっては、下記の数値が変わりますので、表示パターンの概略が決まりましたら、その数値についてご確認いただきたくお願いいたします。 また、下記条件を越えるものについては別途ご相談ください。

(1) グリッド標準分割タイプ

fig9.gif

(2)グリッド上下分割タイプ

fig10.gif

※斜線分割の場合のオーバーラップ寸法については表示パターンの内容や、 サイズ等によりますので別途ご相談下さい。

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