SUPPORT

ブランキング

 「BDシリーズ」のドライバにはブランキング機能があります。 このブランキングコントロールにより、表示データの内容に関係なく表示のオン・オフや、 ブリンクをさせることが可能です。

・BK = Hまたはオープン時 → 表示オフ

・BK = L 時 → 表示オン



 BK切り替え時に発生するノイズによる誤動作を防止するため、 下記の項目についてご注意いただくようお願いいたします。

・データ書き込み中はBKを変化(H→L、L→H)させないでください。(下図)

・CLKがLの状態でBKを変化させることは避けてください。

・LATがHかつBKがLの状態でCLKをL→Hにしないでください。

図18a ブランキングのコントロールタイミング

図18a ブランキングのコントロールタイミング

桁間ブランキング

 マルチプレックス駆動の場合はドライバのスイッチング特性上、 もれ発光防止のため、桁間にブランキング (BK)を入れる必要があります。 桁間ブランキングのタイミングについては、図16b、図17b、17dを参照ください。

輝度コントロール

ブランキングを利用して輝度調整を行うことができます。

スタティック駆動の輝度コントロール

 スタティック駆動タイプの場合、ブランキングで輝度調整を行う場合は、表示がちらつかないように、 ブランキングパルスの周波数を90Hz以上にする必要があります。 図18はスタティック駆動タイプのVFDを、 ドライバの出力ブランキングで輝度調整を行う場合に得られる輝度値を示しています。

輝度 L = ( T - tBK )/ T ×100 (%)
(全くブランキングしない場合を100%とした場合)

図18 スタテイック駆動の ドライバブランキングによる輝度調整

図19 スタテイック駆動のドライバブランキングによる輝度調整

マルチプレックス駆動コントロール

 マルチプレックス駆動の場合は、図16b、図17b、図17dで、 ブランキング時間(tBK)を調整することにより、 輝度コントロールを行います。ブランキングのタイミングと輝度との関係については、 (1)のスタティック駆動の場合と同じです。

※データ書き込み中にBKを変化させると、誤動作をする可能性がありますので避けてください。 またグリッドアノード独立ドライバタイプの場合、輝度調整のブランキンングコントロールは、 グリッドドライバ(BKG)のみで行なうようにしてください。

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