フィラメント電圧
フィラメント電圧
「BDシリーズ」も通常のVFDと同様、直熱型カソードを持つ3極真空管の構造をしています。 VFDの構造に関する詳しい内容については、 蛍光表示管アプリケーションノート APF102 をご参照下さい。
通常のVFDと同様、フィラメントを適正に動作させるために 一定の温度まで発熱させるための専用電源が必要となり、これをフィラメント電源と呼びます。 電源電圧はVFDのタイプによりすべて異なり、 その値は仕様書(スペック)では Ef と言う記号で適正値が定められています。 実際のVFDの端子ではF1-F2間に印加します。 このフィラメント電圧はVFDを適正に動作させるための 最も重要なファクターのひとつであり、 適正値を外れるとVFDの寿命に大きな影響を与える可能性もありますので、 必ず仕様書に示された定格電圧(TYP値) に合わせて電源の設計をいただくようお願いいたします。
フィラメント電源に関する詳しい内容については、 蛍光表示管アプリケーションノート APF201 をご参照下さい。
ドライバ内蔵型BD-VFD アプリケーションノート
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BD-VFDの構造
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BD-VFDの電源
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BD-VFDのインターフェース
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BD-VFDの駆動方法
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デザインガイダンス
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その他