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3-4. スクリーンセーバー表示

3-4. スクリーンセーバー表示

 今回は、最後のアクション動作「スクリーンセーバー」に挑戦します。
 スクロール表示より簡単なので、頑張って進めていきましょう!  

 

コマンドセット

動作名 コマンド 機能
スクリーンセーバー
アクション
1Fh 28h 61h 40h p 表示用電源制御およびスクリーンセーバーの起動です。
【定義域】00h ≦ p ≦ 04h
pの値により、表示内容が変わります。

 00h:表示用電源 OFF (表示OFF、省電力状態)
 01h:表示用電源 ON (表示ON)
 02h:全ドット表示 OFF
 03h:全ドット表示 ON
 04h:2表示(通常/リバース)の繰り返し(約4秒 周期)
 


 

課題

 2表示(通常/リバース)繰り返しのスクリーンセーバーを表示させる!

 

スケッチ


void loop()
{
//ここから スクリーンセーバー表示
      Serial.write(0x1F);
      Serial.write(0x28);
      Serial.write(0x61);
      Serial.write(0x40);
      Serial.write(0x04);     //表示(通常/リバース)繰り返しを指定
//ここまで スクリーンセーバー表示
      while(1){}            //以降の命令を受け付けなくする
}

 

表示画面

  全消灯と全点灯の繰り返し
クリックでアニメ開始

表示できました。
な、何かアッサリ終わってしまいましたね。




  挿絵

 お疲れ様です!
 文字表示からアクション動作まで、一通り勉強しました。
 もう簡単なコマンドはバッチリですね!

 慣れてきたら、自分なりに応用しコマンドを組み合わせ
 色んな文字表示やアクションをさせてみてください。

 次のページは「次のステップの紹介」です!

 


ちょっとしたメモ

 

 これまで、様々なコマンドセットについて学びました。
 これらは「コマンド群」と呼ばれる固まりでグループ分けされています。
 今まで学んだコマンドセットは、以下のような区分になっています。

一般設定コマンド群 3-2.カーソルセット/カーソル表示
文字制御コマンド群 2-5.フォントサイズ選択/ 2バイト文字モード指定<解除>/ 2バイト文字タイプ選択
2-4.倍角文字表示(キャラクタ拡大表示設定)、2-6.国際文字セット指定
表示アクションコマンド群 3-3.スクロール表示アクション、3-1.点滅(ブリンク)表示アクション
3-4.スクリーンセーバー
 


 コマンド群はこれだけではありません。他のコマンド群も少しずつ勉強していきましょうね。

 

 

 


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