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3.プログラムで自律的に動かす「プログラムマクロ制御」
3.プログラムで自律的に動かす「プログラムマクロ制御」

プログラムによるインテリジェントな制御が「プログラムマクロ制御」で行えます。 モジュール搭載の汎用I/OポートやCOMポートの状態に応じた条件分岐・ループなどにより、スタンドアロンで動作できます。
主に「GU-3000」「GU-B」シリーズに搭載されている機能です。

表示モジュール自身がホストとなるので、次のような仕様の「生産数量表示装置」を作ることもできます。
- 「完成品ボタン」「不良品ボタン」を押すと、それぞれの数量に+1して表示する。
一般的な構成であれば、ホストに表示モジュールとボタンを接続し、ホストのプログラムによってそれらを制御します。
対して「プログラムマクロ制御」では、ボタンはモジュール搭載の汎用I/Oポートに接続でき、プログラムもモジュール内部に書き込めます。 モジュール自身がホストとなり、ボタンの入力を検出、表示内容を生成し表示するので、ホスト不要でシステムを構築することができます。
他にもセンサやPLC、ネットワークと接続することで、より高度なシステムを構築することも可能です。
プログラムマクロ制御のやり方

- 作成
- 開発支援ソフト「Macro操師」などを用いて、条件分岐やループなどのロジックを含んだ表示制御プログラムである「プログラムマクロデータ」を作成します。
- 登録
- 作成したプログラムマクロデータを、モジュール内部のプログラムマクロデータ記録領域に登録します。
- 実行
- スタートコマンドを送ると、登録したプログラムマクロを実行します。
(メモリスイッチ設定で、電源投入時に自動スタートさせることもできます。) - 終了
- プログラム内の終了文にたどり着くと終了します。