| 蛍光表示管アプリケーションノート |
APF301 蛍光表示管の発光色とフィルタ1.発光色 蛍光表示管の代表的な表示色として従来から目に優しく明るいGreenの発光色が広く用られてきました。 近年、蛍光体材料の開発が達み、現在では表1に掲げるように12種類が標準で実用化されています。 図1に各色の発光スペクトルを示します。
また、Green以外の蛍光体で構成された発光面積の小さいセグメントの周囲に、 比較的面積の大きなGreenのセグメントが配置されると、 人の目にはGreen以外の小さいセグメント部の色あいがくすんで見えたり、 輝度が暗く見えたりすることがありますので、 カラーコーディネート上注意が必要な場合があります。 なおGreen、Light Blue、Vivid Green以外のカラー蛍光体については、 寿命という点では比較的短くなるためため、 点灯頻度の多いような表示パターン部にはできるだけ採用しないというような設計にすれば、 より長く蛍光表示管の表示品位を保つことが可能です。 2.フィルタ 蛍光表示管を製品に組み込む場合、主に次のような目的でフィルタが使用されます。
蛍光表示管の各セグメントは白色の蛍光体で覆われており、 直射光が蛍光体面に入射すると、点灯セグメントと非点灯セグメントのコントラストが低下します。 各波長に対して均一な透過率特性を持つ、 ニュートラルグレイ系(スモーク)のフィルタを蛍光表示管の前面に取り付けることにより、 表示のコントラストを向上させることができます。 一般には5〜30%程度の透過率を持つフィルターが用途に応じて使用されます。 2.2 表示カラーの調整 (1)Green単色表示 蛍光表示管がGreenの単色の場合はカラーフィルタによって、かなり自由にカラーを調整することが可能です。 Greenは輝度レベルが高く、また幅広い発光スペクトルを持つためです。 (2) マルチカラー表示 複数の表示色を一つのフィルタで同時に調整することができます。 例えばGreenとOrangeの組み合わせの場合、薄いピンクのフィルタを使用すると、 Greenは白色に、Orangeは深い赤色になりコントラストも向上します。 実際のフィルタ選択の際にはフィルタメーカーとよくご相談の上、実物で確認しながら決定してください。
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