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1.PC、電源と「接続」

1.PC、電源と「接続」

「接続」

 最初に、表示モジュールとPCを接続します。

 デスクトップPCにはシリアルデータ通信用のCOMポートが装備されているものがあります。 しかし今回使用するGU-Dシリーズの信号レベルは3.3Vのため、PCに装備されているCOMポート(RS-232Cレベル)とは直結できません。

 そこで今回は市販の「USB-シリアルアダプタ(信号3.3V品)」を使用します。 一般的なアダプタはRS-232Cレベルなので、必ず信号3.3V品のアダプタを使用してください。

 次に、DC5V電源アダプタと表示モジュールを接続します。GU128X32DやGU140X32Fの場合、表示モジュール用には1A以上あれば十分です。 詳細な電流容量は仕様書で確認してください。

 

注意!
PCのCOMポート(シリアルポート)はRS-232C規格です。
GU-Dシリーズは信号3.3Vのため、
そのまま直結すると表示モジュールが損傷する場合があります。

回路図
d903circuit.gif(8833 byte)
USB-シリアルアダプタ、電源とGU-Dシリーズの接続
(クリックで拡大)

 

 右に回路図を示します。PCと表示モジュールの接続には、USB-シリアルアダプタを使用します。

 一般的なUSB-シリアルアダプタはシリアル側がRS-232C信号ですが、今回はGU-Dシリーズの仕様に合わせて、3.3V信号レベル仕様のUSB-シリアルアダプタを使用します。

主な材料
部品 数量 備考
蛍光表示管モジュール 1 GU128X32D-D903S または GU140X32F-D903S
USB-シリアルアダプタ(3.3V信号用) 1 「FTDI社製 TTL-232R-3V3」等、シリアル側が3.3V信号のアダプタを用意してください。
DC5V電源アダプタ 1 GU128X32D-D903S、GU140X32F-D903Sの場合は1A以上のアダプタを用意してください。
コネクタ類 適量 GU-Dシリーズ表示モジュール、電源、USB-シリアルアダプタにあったコネクタ類を用意してください。
その他 適量 配線材料、半田、半田ゴテ、ニッパー等の工具が必要です。

制作例

 回路図で示した部分をユニバーサル基板で組み立てた制作例を示します。
GU-Dシリーズとユニバーサル基板の接続ははピンヘッダを挿入して半田付けを行うか、基板用のソケットをGU-Dに半田付けなどの方法で接続してください。

usb-gud_set.jpg(78949 byte)



左写真の説明:
 左上:5V電源アダプタ
 右上:GU140X32F-D903S
 中央:接続用ユニバーサル基板回路と接続ケーブル
 右下:USB-シリアルアダプタ(3.3V信号)

 

usb-gud_back.gif(26688 byte)
ユニバーサル基板回路の裏面(クリックで拡大)

 


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