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3.動かしてみる「動作確認」
3.動かしてみる「動作確認」

それでは、GUD-10Kを使ってGU-Dシリーズのタッチ機能の動作を見てみます。
「GUD-10K」の起動と初期設定
- 全ての回路を接続し、5V電源をONします。特に問題がないか確認します。
-
このアイコンをクリックして「GUD-10K」を起動します。
-
「ポートを開けません。」とメッセージが出た場合は「OK」をクリックしてください。
-
右のようなウインドウが開きます。
緑①でシリアルポートのポート番号と通信条件、表示器の種類を設定します。
ポート番号は、PCのコントロールパネルからデバイスマネージャを開くと調べることができます。
次のように設定してください。
ポート番号 シリアルポートのポート番号を選択 通信条件 38400,n,8,1 品種種類 GU140X32_7K またはGU128X32_7K
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黒②の「ON」ボタンをクリックしてください。USB-シリアルアダプタと接続できると「ON LINE」に変わります。
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赤③の
ボタンをクリックしてください。表示モジュールに「GU3000&GU7000 Series」と表示されれば正常に初期設定出来ています。
表示が出ない場合は、電源や配線、USB-シリアルアダプタのポート番号などを再確認してください。
GU-Dシリーズのタッチ機能を試す 1
- 青④にある
をクリックして「操作記録と編集」ウィンドウを開いてください。
- ここでは、テキストウィンドウに記載したコマンドを、表示モジュールに直接送信できます。 テキストウィンドウを次のコマンド(「タッチされたらコードを自動送信する設定」)に書き換えてください。
PRT 1f 4b 18 02;
次にをクリックすると、コマンドが表示モジュールに送られ、自動送信する設定に変更されます。

- それでは、表示モジュールのタッチスイッチに指で軽く触れてみてください。 左端上側に触れると、編集ウィンドウの右側にこのように表示されます。 これは、表示モジュールから返って来たタッチの情報です。次の意味があります。
11h 00h 01h: タッチスイッチ1に触れた。
11h 00h 00h: タッチスイッチ1から離れた。 - 別の場所にも触れて、操作編集ウィンドウに表示される送信データを確認してみてください。
GU-Dシリーズには、タッチの状態を随時読み出すコマンドも用意されています。ソフトウェア仕様書に記載がありますので、色々なコマンドを送って動作を確認してみてましょう。
GU-Dシリーズのタッチ機能を試す 2
- 藤色⑤の「タッチスイッチ」タブをクリックします。
このタブは、最新版で追加されました。お手持ちのGUD-10Kにタブが無い場合は弊社サイトから最新版をダウンロードしてください。
- 青④ではコマンドを打ち込みましたが、このタブではボタンのクリックでコマンドを送るようになっています。 左側の3個のボタンは、現在の状態を読み出します。
中央のボタンは、タッチ状態の変化があった時に表示器から応答があります。
表示器からのデータは、右のボックスに随時表示されます。
連続して送られたデータが1行に表示されます。
- 次に
をクリックするとタッチスイッチの制御パラメータの変更ダイアログが開きます。
設定可能な項目は、ON/OFF判定のしきい値、ON及びOFF判定するサンプリング回数とキャリブレーション頻度です。
しきい値は感度調整です。
ONとOFFのサンプル回数はノイズフィルタ機能です。
キャリブレーションは、周囲の状況変化に自動的に適応する機能です。適応速度を調整することができます。
工場設定送信ボタンは、設定値を工場出荷時の状態に戻します。
これらの設定は電源を切ったりリセットを行うと失われます。メモリスイッチに設定を書き込むとリセット後の状態を変えることができます。
- 以上の操作を行う前に、操作記録で赤丸をクリックしておきますと送信したコードが「操作記録と編集」ウインドウに追加されます。 色々な操作をしたときどのようなコードが送られたかが解りますのでご利用ください。