SUPPORT技術サポートFAQ
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- 当社製品
- 全般
- 高感度タッチ液晶モジュール/GT
- VFD(蛍光表示管)
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- 技術的なご質問
- 全般
当社製品
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全般
- 「itron」とは何ですか?
- 当社(ノリタケ伊勢電子)が製造販売する蛍光表示管の登録商標です。「アイトロン」と読みます。
- 「FLETAS」とは何ですか?
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当社が製造販売する「高感度な静電容量式タッチパネルを搭載した製品群全般」を表す登録商標です。
「フレタス」と読みます。 - 製品はどこで生産していますか?
- 全て日本国内で生産しております。日本製だからこそできる、高い品質とサービスを提供いたします。
- 何か電気規格を取得していますか?
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当社製品は組込部品の一つとして扱われることが主ですので、このような規格類の取得は基本的には実施しておりません。
(PSEやVCCI等の規格は、最終製品での登録が一般的です)
ただし、実力評価として例えばFCC規格でのEMI測定等を行っている 場合がありますので、参考データの提供が可能な場合がございます。 詳しくは担当営業へお問い合わせ下さい。
高感度タッチ液晶モジュール/GT
- GTとは何ですか?
- 当社製品「高感度タッチ液晶モジュール」の別称です。
- GTには どの様なタイプがありますか?
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「GUI制御タイプGT-SP」「コマンド制御タイプGT-CP」「ビデオ入力タイプGT-VP」の3種がございます。
- GT-SPとは何ですか?
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「GUI制御タイプ GT-SP」の略称です。
PCアプリのマウス操作で直感的に画面の開発できる、ローコードタイプのGT。
シリアル接続対応でホストへの負荷が少なく、安価なマイコンでも扱える製品です。 - GT-CPとは何ですか?
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「コマンド制御タイプ GT-CP」の略称です。
VFDモジュール同様のシンプルなコマンド入力で、表示・タッチ制御が可能です。
シリアル接続対応でホストへの負荷が少なく、安価なマイコンでも扱える製品です。 - GT-VPとは何ですか?
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「ビデオ入力タイプ GT-VP」の略称です。
PCやRaspberry Pi(ラズベリーパイ)などのSBC(シングルボードコンピュータ)に
繋いで映像を表示する、組込み用タッチモニタです。 - 水濡れ状態や手袋の上からでも反応するのですか?
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反応します。ただし展示会やHPの動画・デモ類は、特定環境下で動作する様に調整した技術展示となります。
そのため、お客様の動作環境、使用条件で動作保証できるものではありません。
条件次第で同等のタッチ操作が可能な場合がございますので、お問い合わせください。
例えば「半屋外で多少の小雨が当たる」「作業手袋を履いたまま操作する」
というような用途であれば、十分に実現可能な製品となっています。 - GTそのものが防水仕様なのですか?
- 製品自体は防水ではないので、筐体側で防水対策を施す必要がございます。
- カバーやエアーギャップがあっても 使用できますか?
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できます。制御コマンドにより、お客様で条件に合った感度の調整を行う事で、特定条件下のタッチを実現できます。
また「タッチ設定パッケージ」というデータをGTに登録すれば、より簡単に感度調整を行えます。
(タッチ設定パッケージについては、別のQで解説しております)
なお、タッチ動作は周囲環境による差異が発生する場合がありますので、お客様の最終製品で評価いただくようお願いします。 - タッチ設定パッケージとは何ですか?
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タッチ設定パッケージは、GTのタッチ感度を「より効率良く調整できる」便利なデータ集です。
このパッケージの中に、手袋やカバー越し・水濡れ状態など、様々な条件を想定した感度設定パラメータが複数入っています。
特殊な条件でご使用される場合、このパッケージからご希望に近いパラメータを選択してモジュールに登録する事で、簡単に感度調整の最適化を行えます。 - 梱包の際、製品は導電袋に入っていますか? ESD対策されていますか?
- 製品は導電袋に入れ、ESD対策済みのスチロールトレイに梱包しております。
- ラインナップに無いサイズや仕様のGTは製造可能ですか?
- 案件、数量次第で対応させていただきます。まずはご相談ください。
VFD(蛍光表示管)
- VFD(蛍光表示管)とは何ですか?
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真空管と同じ原理で電子を飛ばし蛍光体を発光させる、当社が世界に先駆けて発明したユニークなディスプレイです。
1966年に伊勢電子工業(現ノリタケ伊勢電子)創業者の中村正 博士らによって発明されました。
英語では「Vacuum Fluorescent Display」略して「VFD」と呼ばれています。 - VFDは液晶(LCD)とは違うのですか?
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全く異なる原理による表示パネルです。
背面から光源を当ててその透過光をみるLCDとは違い、VFDは表示そのものが発光(自発光)しているため、非常に高級感のある見やすい表示が得られます。 - どのような場所で使われていますか?
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「視認性が良い」「視野角が広い」「広温度帯域に対応」という特長から
POS/ECR、オーディオ機器、医療機器、計測器、放送機器、映像機器、調理機器、工業用制御機器、 各種産業機器、遊技機
など、様々な分野や環境でご使用いただいています。 - 表示色を変更できますか?
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VFDは単色(ブルーグリーン)表示ですが、光学フィルタをお使い頂く事で
色合いを変更できます。
カラーフィルターシミュレータでお試しください。
なお、実装時はコントラスト・色合いの調整・ガラス面の保護の為に 表示器の前面から若干離して
光学フィルターを設置頂く事が一般的です。 - 光学フィルターは付属していますか?
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当社製品には付属しておりません。
最寄りのパーツセンターやオンラインショップサイト等でお買い求め下さい。 - タッチ制御機能は無いのですか?
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「GU-Dシリーズ」という、タッチスイッチ機能搭載品がございます。
VFDならではの抜群に見やすい画面で、タッチ操作が可能です。
技術的なご質問
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全般
- 製品を使用したい場合、 何が必要になりますか?
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主に組込み用途で採用いただく製品ですので、一般的に必要となる物は
「制御用のコントローラ、ソフトウェア(プログラム)、電源、信号ケーブル、電源ケーブル」等です。
すぐに評価したい場合は「評価用キット」をご利用ください。
こちらはPC上で簡単に点灯・動作するための部材がセットになった商品です。
- うまく動作させられない時はサポートしてもらえますか?
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はい。技術サポートページに掲載している技術資料(アプリケーションノートなど)だけで解決できない場合は、お問合せフォームよりもしくは担当の営業までお気軽にお問合せください。
- どのような入力電圧に対応していますか?
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多くの製品は5V入力です。製品によっては3.3V、24V入力もあります。
これら以外の入力電圧にも対応可能な製品はございますので、詳しくは担当の営業へお問い合わせ下さい。 - どのようなインターフェースに対応していますか?
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パラレル(CMOS)、シリアルUART(CMOS/RS232)、I2C、SPI、USBなどのインターフェースに対応しています。
これらは製品によって異なりますので、各製品の仕様書をご確認下さい。
これら以外のインターフェース対応製品もございますので、詳しくは担当の営業へお問い合わせ下さい。 - 輝度調節・コントラスト調節はできますか?
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可能です。多くの製品で輝度コントロールコマンドが搭載されており、何段階かの調節をすることができます。
各製品で調整範囲が異なりますので、仕様書をご確認下さい。
なお、VFD製品は単色表示の為、コントラスト調節はカラーフィルター等で調整して下さい。
詳しくは同ページ「VFD(蛍光表示管)」項目の「Q. 表示色を変更できますか?」をご参照下さい。 - ESD試験はどのように行っていますか?
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点灯装置やマクロ機能で表示させ、15KVまで静電気印加を行っております。
参考データの提供が可能な場合がございます。担当営業へお問合せ下さい。 - ESD耐性を強くする方法はありますか?
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表示内容の変更有無に関わらず、定期的に表示内容の書き直しを行っていただく事でESD対策となる事があります。
この際、レジスタや設定値を表示に影響しない範囲で書き直しを行っていただくと、さらに効果的です。 - 故障率データを提供できますか?
- MTBFデータの提供依頼を都度受け付けております。担当営業へお問い合わせ下さい。