
GU-3000シリーズってどんなもの?
GU-3000シリーズとは?
GU-3000シリーズには素敵な機能が満載です。 このページでは特にこれは、と思うものを抜粋してみます。
メッセージの登録ができる
GU-3000シリーズは、複数のコマンド処理(マクロデータ)を、RAMあるいはFROMに記憶させることができます。 つまり、いったん表示モジュールにメッセージを登録しておけば、常時ホストボードやPCを接続する必要がないということです。
この機能を「マクロ機能」といいます。
また、自動起動設定をしておけば、電源を投入した時点で自動的にメッセージの表示をさせることができます。 この自動起動設定の方法に関しては、後ほど触れることにします。
大容量のビットイメージ登録エリア
GU-3000シリーズのFROM内には、ビットイメージデータを保存するメモリ容量が、32+256=288k Byteもあります。
これは、例えば256x64dotの画像ならば
294912 x 8 = 2359296 (bit)
256 x 64 = 16384 (bit)
2359296 / 16384 = 144 (枚)
も保存できることになります。
おもな画像サイズの登録可能枚数は下表のようになります。(2004年時点)
可能なビットイメージの登録枚数 | |
256x16dotの画像 | 576枚 |
256x64dotの画像 | 144枚 |
384x32dotの画像 | 191枚 |
512x32dotの画像 | 144枚 |
汎用I/Oポートが利用できる
GU-3000シリーズには、汎用I/Oポートがついています。
汎用I/Oポートとは、汎用とついているだけあって、何にでも使える、自分でいろいろな設定ができる、インターフェースです。 表示モジュールのCPUに直結しているので、表示モジュールから入出力ができます。
例えば、実際の使用方法としては、 外部機器の出力を表示モジュールのI/Oポートに接続し、その機器から信号が送られると、あらかじめFROMに登録しておいたメッセージを切り換えることができます。
プログラムマクロ機能がついている
「"プログラムマクロ"ソフトウェア仕様書」によると、 「プログラムマクロは、ユーザーが任意の動作シーケンスを定義できる簡易プログラム言語です。」 とあります。
少々難しく感じますが、当ページは、"初心者"のためのプログラムマクロ入門ですので、プログラムマクロの概要についてはもう少し詳しく述べたいと思います。