
プログラムマクロ(Pマクロ)って?
プログラムマクロ(Pマクロ)って?
このページでは、「GU-3000シリーズってどんなもの?」で触れたプログラムマクロについて、分かりやすく述べます。
概要
プログラムマクロとは、表示モジュールのCPU内部で、走らせることができるプログラムのことです。 そのプログラムによって表示モジュールの表示制御ができます。 また、自分で自由にプログラムを作成することができます。
プログラムマクロにできること
一例を簡単にあげると、 様々な条件、例えば、「ここまできたら、この場所まで飛びなさい」とか、「ここからここまでを何回繰り返しなさい」などを設定することができます。 他には、ある時間ごとに表示が切り換えることもできます。
また、「GU-3000シリーズってどんなもの?」で紹介した「汎用I/Oポート」を使うと、ポートの入力や出力に対応して表示を切り換えることも可能です。
マクロとの違い
マクロの場合は、表示モジュールのコマンドを延々と並べてマクロメモリに記憶させておき、上から順番どおりにコマンドを処理していきます。 そして別のコマンドが送られてくるまで繰り返し処理し続けます。
一方、プログラムマクロの場合は、分岐させたり、ジャンプなどを自由に織り交ぜたプログラムを作成できますので、その文に沿って進んでいき"プログラムマクロ終了"の命令にたどり着くと終了します。 簡略的に言うと
・マクロは、ある動作を延々と繰り返すことしかできない
・プログラムマクロは、条件をインプットしておけば、自分で行く先を判断することができる
という違いになります。