信頼性・故障・保証期間
蛍光表示管は、長期間ご使用いただくため故障のないように設計時点から十分な配慮がなされています。 また信頼性の確認、保証のために後述する信頼性試験を実施しています。
初期故障
設計時の十分な配慮に重ねて全数エージング、かつ全数スクリーニングを施しています。
偶発故障
構造特性上、偶発故障は極めて少なく、高い信頼性を備えています。
摩耗故障
蛍光表示管は、電子管の一種であるため、寿命があります。 この寿命は、フィラメント状カソードの劣化によるものですがMTTFとしては、8~10万時間、設計上の配慮によっては30万時間以上とすることも可能です。 寿命はフィラメント電圧に大きく依存しますので、定格でのご使用を遵守いただきますようお願いします。
保証期間
蛍光表示管の品質保証期間は、納入後1年です。
VFD全般 アプリケーションノート
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蛍光表示管の原理と構造(APF102)
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蛍光表示管の信頼性と品質保証 (APF103)
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蛍光表示管の取り扱いに関するお願い (APF104)
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デザインガイダンス (APF101)
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蛍光表示管の駆動方法 (APF201)
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蛍光表示管の発光色とフィルタ (APF301)