蛍光表示管の構造
一般管
グリッドを導電ペーストでプレートに接続し、フィラメントサポートとリードピンをフレームにて形成します。 フィラメントはその両端をフィラメントサポートとアンカに溶接されて張力が与えられます。 組み立てられたフレームアッセンブリーにフェースガラスとプレート(陽極基板)を組み合わせて表示管とします。 リードピンには、はんだメッキがほどこされており、PCポードの取り付け条件に合った形に形成されます。

図4 一般管のAssy構造
BD管
スリムで高密度のドライバチップをVFDの内部に搭載しています。 ドライバチップはフレームの下でプレート上に固定され、ワイヤボンディングでプレート上に形成されたアルミ電極と接続します。 外観は一般管と同様の構造になります。

図5 BD管のAssy構造
VFD全般 アプリケーションノート
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蛍光表示管の原理と構造(APF102)
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蛍光表示管の信頼性と品質保証 (APF103)
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蛍光表示管の取り扱いに関するお願い (APF104)
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デザインガイダンス (APF101)
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蛍光表示管の駆動方法 (APF201)
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蛍光表示管の発光色とフィルタ (APF301)