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取扱・装着保持・保管など

 蛍光表示管はガラス製品のため、振動、衝撃により損傷することがあります。 お客様の運搬工程や機器への装着の際に過度な衝撃や振動を与えないよう、 お取り扱いには十分なる配慮をお願いいたします。

取り扱い、機器への装着、および保持

1.表示管装着工程で表示面に傷をつけたり排気管(排気孔栓)部を破損することのないよう、適切なトレーをご準備下さい。
2. 表示管表示部の汚れ防止とリードピンはんだ付け性劣化防止のため、取り扱い時には手袋や指サックを着用して下さい。
3. 表示管を機器に装着する際、外部から力が加わっても他の部品に排気管(排気孔栓)が接触しないよう、排気管(排気孔栓)周辺に十分なスペースをお取り下さい。
4. 表示管を機器内で保持する際は、表示管にクラックやカケが生じないように緩衡材をご使用下さい。 尚、管外部には一部ネサ材が付着しており、緩衝材に導電性材料を使用する場合は、予めリーク防止のための配慮が必要です。
5. 表示管の表示位置をホルダーにより位置決めする場合は、陽極ガラス基板を基準として下さい。 表示管外周部、特に排気管(排気孔栓)周辺部にフリットガラスが一部はみ出すことがありますので、フリットガラスを考慮して設計下さい。

プリント基板取り付け

 プリント基板取り付け、及びはんだ付けについては下記の点に留意願います。

1. プリント基板にはんだ付けする場合、ガラス基板より3mm以上離れた位置での取り付けをおすすめします。
2. はんだ付け後リードピンを切断する際に保証G(重力加速度)以上の衝撃や振動が加わると、 表示管に不具合が生じることがあります。詳しくは APF103 の信頼性試験条件をご参照ください。
3. リードピンを折り曲げて使用する場合は、リードピンの根元を確実に固定してピン成形して下さい。 まだ、機械加工する場合も同様にし、振動、衝撃が保証G以内にあることをご確認願います。
4. プリント基板の穴径は、0.8~1.0mmをおすすめします。

プリント基板の反り

 プリント基板の反りによる応力は一般に予想以上に大きく、しかも連続して加わりますので、 反りがある場合、表示管にクラックを生じる恐れがあります。 反りの発生が懸念される場合は、その発生原因に応じた適切な対策が必要です。

保管

 蛍光表示管は、温度、湿度などの環境条件に幅広く対応出来る性能を備えておりますが、 品種によって保証範囲を異にするものがありますので、 弊杜が保証する環境条件内で保管するようお願いいたします。  また長期保存により若千輝度劣化することがあり、 納入後3ケ月以内のご使用をおすすめします。 尚、輝度劣化は定格条件で数時間動作させることにより正常に戻ります。

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